治療についてのご案内
当院では、強い刺激に頼らず、身体が自然に受け入れられる、深さのある施術を大切にしています。
1. 施術の基本的な考え方
身体は強い刺激で変わるのではなく、緊張がほどけ、呼吸が整い、自然に深い圧が届くことで変わっていくと考えています。
そのため、無理に押し込むのではなく、体が自然に深さを受け入れていく圧で整えていく、負担の少ない施術を大切にしています。
2. 深く届くのに負担が少ない理由
施術者が力まない身体使いが深さを生む
深く届く押圧を行うためには、まず施術者自身が力まずに身体を安定させていることが欠かせません。施術者が力まないことで受ける側の体も緊張せず、呼吸が自然に整い、無理のない圧が深くに届いていきます。
力みのない押圧は圧の質を安定させ、呼吸に寄り添った自然な深さを生み出します。
四指で支えることで姿勢が安定し、圧が逃げない
施術者が四指でしっかり支えながら押圧することで、受ける側の姿勢が安定し、体を預けやすくなります。姿勢が安定していると体が身構えず、圧が逃げないため、強い力を使わなくても深く届く、負担の少ない刺激になります。
無理のない姿勢で受けられるため、施術中もずっと楽に過ごせます。
“強い刺激=深い刺激”ではないという考え方
浪越式の押圧は、“強い刺激=深い刺激”ではないという理念に基づいています。こすったり揺らしたりせず、まっすぐ沈めていく押圧は、体の奥へ静かに働きかけ、緊張をほどいていきます。
深さは力ではなく、身体の使い方と相手のリラックスによって生まれるという考え方です。
年齢や体質を問わず安心して受けられる押圧
これらの理にかなった押圧により、体に負担をかけずに深く届くため、年齢や体質を問わず安心して受けられる施術が実現します。
強い刺激が苦手な方や、敏感な方でも安心して受けていただけます。
3. 自律神経と指圧の関係
体が緊張すると呼吸が浅くなり、自律神経のバランスも乱れやすくなります。
静かに深く届く押圧は、呼吸を整え、副交感神経が働きやすい状態をつくります。
その結果、気持ちが落ち着き、体のこわばりも自然にゆるむという循環が生まれます。
4. 回復力(自然治癒力)の仕組み
体がリラックスし、血流が整うと、もともと備わっている**回復力(自然治癒力)**が働きやすくなります。
深く届く押圧は、筋肉だけでなく、呼吸・自律神経・血流といった全体の調和を促し、体が自ら回復する力を引き出します。
5. 浪越式指圧の理論と特徴
浪越式指圧には、技術だけでなく、**「心と体を癒す」**という理念が根底にあります。
心と体は表裏一体で、互いに影響し合っています。体がゆるむことで気持ちが落ち着き、気持ちが落ち着くことで体もさらにゆるむ——その循環を整えることが浪越式指圧の特徴です。
施術を受けた方が「気持ちが穏やかになった」と感じるのは、この理念に基づいた技術によるものです。